ウェブデザイン技能検定とは?
ウェブデザイン技能検定とは、ホームページなどをデザインする能力を問う試験です。Web業界で唯一の国家資格となっているため、学生から社会人にまで人気のある資格となっています。試験のレベルは1級~3級まで分かれています。その中でも1級は難易度が高く、合格率も低い試験となっています。無事に資格を取得することができれば、就職や転職の際に提出する履歴書に「ウェブデザイン技能士」と記載することが可能になり、スキルを証明することができます。難易度を知っておこう!
ウェブデザイン技能検定には3級から1級までのレベルがあると説明しましたが、それぞれの難易度についてここでは紹介していきたいと思います。3級の難易度
3級のレベルは簡単に説明すると入門的な内容となっています。そのため、実務未経験者などでも合格できる確率が高い試験です。具体的にどのような内容が出題されるのかというと、簡単なHTMLを作成する能力や、基礎的なWeb知識があるかについて問われます。基本的な内容さえわかっていれば合格できるので、まずは簡単なレベルから受験をしたいと考えている方は3級から始めることをおすすめします。2級の難易度
2級からは受験資格があるなど誰でも受けられる試験ではありません。具体的に受験資格について下記に記載します。 ・2年以上の実務経験が必要 ・高校、短大、大学を卒業した人 ・高度職業訓練を修了している人 ・3級に合格している方 など、これらの条件に満たしていない場合は受験することができません。この中でも最も大変なのが実務経験が2年以上必要なことです。難易度も比較的高く、初心者向きではないのである程度実務をこなしている方で実力を試すために受けてみようという方は、スキルアップのためにも挑戦してみてください。1級の難易度
1級も2級と同様に受験資格があり、更に厳しいのが特徴です。受験資格について下記に記載します。 ・7年以上の実務経験がある方 ・高校、短大などを修了している方 ・大学を卒業後、3年以上の実務経験をしている方 ・高度職業訓練を修了してから1年以上の実務経験がある方 ・2級に合格したあと2年以上の実務経験がある方 など、2級に比べても条件は厳しくなっており、ある程度の経験がないと受験することができません。1級に関しては上級者向けの試験となっているので、既に実務を長年こなしている方で実力を試すためや更なるスキルアップのために資格を取得したいと思っている方は挑戦してみてください。知っておきたい!効率的な勉強方法
ウェブデザイン技能検定に合格するために必要な勉強方法について、難易度別にここでは紹介していきます。3級の勉強方法
試験に出題される内容は過去問がほとんどです。そのため、基本的には過去問を使った勉強を積極的に行うことで合格に近づくことができるでしょう。効率よく勉強するためには、まず過去問を実際に解き、間違えた箇所がある場合にはそこのワードを調べるなどして理解していきます。分からない部分を理解することができたら再度過去問を解くといった勉強方法を繰り返し行うことで3級への合格率はグッと上がります。過去問に関しては費用など必要なく、オフィシャルサイトからダウンロードできるので勉強に活用してみてください。 ウェブデザイン技能検定3級の過去問2級の勉強方法
2級からは合格率も40%~50%程度となり、難易度も上がるのが特徴です。合格するために必要な勉強方法としては、学科に関しては3級と同様過去問を繰り返し解くことで合格基準を超えられる可能性は高くなるでしょう。試験で出題される問題は全てマークシート方式なので、内容を理解することができればそれほど時間がかかる部分ではありません。勉強する際には、選択肢を見るだけで答えが分かるようになるまで過去問を解くことをおすすめします。 実技に関しては、出題される内容の解き方を覚えることが大切です。例えばヘッダー画像を作る問題や、GIFアニメでバナーを作る問題などが多く出題されるので、事前に解き方さえ理解できれば難しいと感じることはありません。 オフィシャルサイトには2級の過去問から練習問題までダウンロードできるようになっているので、そちらもチェックしてみてください。 ウェブデザイン技能検定2級の過去問1級の勉強方法
ウェブデザイン技能検定の1級に関しては、そもそも受験できる条件を満たしている方が少ないなど、ハードルの高い試験となっています。具体的に勉強方法について紹介しますが、学科に関してはひたすら知識を詰め込む必要があるので、過去問や書籍なども活用しながら分からない部分をなくすようにしましょう。 実技に関しては、DBと連携する簡単なCMSを作成する必要があるので、参考書をただ読むだけでは対策ができません。しっかりと内容を理解するためにもPCを実際に活用して何度も手を動かす必要があります。公式サイトの問題集なども活用しながら勉強を進めてみてください。 ウェブデザイン技能検定1級の過去問取得すればどのような場面で役立つ?
ウェブデザイン技能検定は、3級に関しては勉強をすれば誰でも合格できる内容となっているので、就職や転職では必ずしも評価されるわけではありませんが、スキルの証明には繋がるので、無資格の人たちに比べると評価は高くしてもらえる可能性があります。2級と1級に関しては、受験資格も厳しく、合格率も低い試験となっているので、社内で評価してもらえるなどキャリアアップなどに繋がる可能性はあります。資格の取得はとっておいて損はないので、これからWeb業界で活躍したいと思っている方は資格試験に挑戦してみてはいかがでしょうか。Webデザイナーを目指す人におすすめのUdemyコース
将来的にWebデザイナーとして活躍したいと思っている方は、資格取得も大切になりますが、幅広い知識が必要になります。Udemyコースなら、デザイン面のみならず、自分一人でサイトを作り上げるために必要な知識も全て教えてもらうことができます。幅広いWeb知識を身につけられるコースとなっているので、Webデザイナーになるにあたって必要な知識を全て習得したいと思っている方は、Udemyコースの受講を検討してみてはいかがでしょうか。 未経験からプロのWebデザイナーになる! 400レッスン以上の完全マスターコースまとめ
今回はウェブデザイン技能検定について詳しく紹介しましたがいかがだったでしょうか。Web業界唯一の国家資格であり、多くの方が受験をしている試験なので、知名度も高いのが特徴です。試験のレベルは3級から1級まであり、全て合格することができればWebデザインで必要な知識を身につけることができます。特に将来的にWebデザイナーとして活躍したいと思っている方は、ウェブデザイン技能検定の資格を取得することも検討してみてはいかがでしょうか。Udemyを実際に体験した方の感想記事もぜひご覧ください♪