WordPressを使ってサイトを運用しているが、なかなか投稿したページが検索上位に引っかからないという悩みを抱いているサイト運営者もいるのではないでしょうか。せっかくページを投稿したのに、上位表示されないと集客ができないので努力が水の泡になってしまうこともあるでしょう。そこで、今回はWordPressサイトでSEO対策を見直す際に是非やっておきたいことを9つご紹介しますので、上位表示されないことに悩みを抱いている人はチェックしてみて下さい。
SEO対策が考えられたWordPressテーマを使っているか見直す
一般的にWordPressは、テーマをインストールしてサイトの骨組みを決めます。テーマによってデザインも異なりますし、レイアウトも変化するため、WordPressでサイトを構築する上でとても重要な要素な一つになります。
テーマを見直すことでSEO対策が改善されることをご存知ですか。テーマにはSEOを考慮したものとそうでないテーマがあります。SEO対策を意識したテーマはサイト内をユーザーが回遊しやすい設計になっています。
検索エンジンに最適化されたテーマを使うことでSEOを改善できる可能性があります。そのため、現状の検索結果に納得いかない人は、まずテーマを見直してみてはいかがでしょうか。
XMLマップが作成されていることを確認する
XMLマップとは、検索エンジンがサイトのページを正しく認識するための地図のようなものです。もし、XMLマップを作成していないと検索エンジンが正しくサイトのページを把握できないため、SEOに影響を与える可能性があります。
XMLマップを作成できる方法はいくつかありますが、WordPressならプラグインを使って作成するのが一般的です。プラグインを使うことで、XMLの記述の手間や時間を削減できるためメリットがあります。XMLマップを自動で作成してくれる有名なプラグインは下記です。
もし、まだXMLマップを作成していないなら、「All in One SEO Pack」をインストールして早速自動で作成をしてみてはいかがでしょうか。ちなみに、こちらのページではおすすめのプラグインをいくつかご紹介しています。プラグインに興味のある人は是非チェックしてみて下さい。
おすすめのコンテンツをユーザーに提供しているかチェックしよう
そのほかの見直すべきポイントは、おすすめのコンテンツをユーザーにしっかりと提供しているかどうかです。SEOにおいて、読者の周回率や離脱率は検索順位に影響を与えます。例えば、周回率が高かったり、離脱率が少なかったりするサイトは、有益なコンテンツであるとみなされるため、上位表示されやすくなります。
周回率を高めたり、離脱率を減少させたりするためには、ユーザーが求めるおすすめのコンテンツを提供する必要があります。例えば、記事の下部に内容が関連する記事や人気のコンテンツを配置しておくことで周回率を高められます。ユーザーがサイトを周回してくれるようにコンテンツが正しく配置されているかどうか見直すことで、SEOを改善できる可能性があるでしょう。
パンくずリストが設置されているかどうか見直す
パンくずリストとは、現在読んでいるページがサイト内のどこのページなのかを一目でわかるように示すリストです。例えば、このページのパンくずリストは、下記のように表現できます。
ホーム > ブログ > 初心者必見!WordPressサイトでSEO対策を見直す際にやっておきたい9のこと
パンくずリスト設置すれば、ユーザーが今現在読んでいるページがどこに位置付けられているのか簡単に把握できます。また、パンくずリストの情報は検索エンジンも取得しているため、SEOに良い影響を与える可能性があります。
WordPressには、パンくずリストを自動で設置してくれるプラグインが公開されています。特に有名なプラグインは「Breadcrumb NavXT」です。
まだパンくずリストを設置できない人は、早速ダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
充実したコンテンツがサイトに十分あるか確認しよう
サイトを上位表示させるためには充実したコンテンツが必要不可欠です。例えば、サイトの記事数があまりにも少ないとコンテンツが不十分なため、上位表示されづらくなります。また、多くの記事が公開されていても書かれている内容が薄いものや文字だけの見づらい記事はユーザーにとって有益なコンテンツであるとは言えませんので、上位表示されづらいでしょう。
もし、サイト内の記事数が少ないと思われる方は、記事のアップを積極的に行いましょう。また、記事の内容が不十分だと思われる人は、追記したり編集したりすることで改善される場合があります。
読み込み速度を見直そう
SEO対策を見直す際にやっておきたいこととして、読み込み速度の改善を挙げることができます。読み込み速度が遅いページは、読者にストレスを与えます。ストレスがかかることでページにアクセスする前の読み込み中の段階で離脱してしまう可能性が高くなります。そのため、ページの読み込み速度が遅いとSEOに悪影響を与えることになるでしょう。
速度が遅いと思われる方はWebサイトの高速化をおすすめします。こちらのページではWordPressサイトを高速化させる方法をご紹介していますので、是非参考にして下さい。
カテゴリ分けが適切かどうかチェックしよう
適切なカテゴリ分けが行われているか確認することも、WordPressサイトのSEO対策を見直す際にやっておきたいことのひとつです。
通常、サイト内の記事は各カテゴリに分類して公開します。例えば、Web制作について書かれた記事の場合、「Web」もしくは「Web制作」というカテゴリに分けるのが一般的です。カテゴリが適切に分けられていないと、どのような内容の記事を扱うサイトなのかわかりづらいため、SEO対策として適切でない場合があります。そのため、カテゴリ分けが適切に行われているか確認し、もしカテゴリに適さない記事が含まれているなら、新しいカテゴリを作って分類するようにしましょう。また、カテゴリは定期的にメンテナンスをして、カテゴリを追加・削除したり、適切な名前に変更したりすることをおすすめします。
noindexの設定を見直す
noindexの設定を行うことで、検索エンジンにサイトの評価をしないように促すことができます。通常、書いた記事は評価をしてもらいたいと思うのが一般的です。そのため、何故あえて評価をされないように設定する必要があるのかわからない方もいるでしょう。noindexの設定は低品質な記事に設定します。
低品質な記事がサイト内で公開されている場合、サイト全体の評価を下げるため、SEOにおいても悪影響を与えます。そのため、そのような記事にはnoindexの設定をしてサイト全体の質を高めるというわけです。低品質な記事に見覚えがある人は、noindexの設定を見直すことをおすすめします。
SNSからの集客が見込めるようになっているか確認する
WordPressサイトは検索エンジンだけから集客を得られるわけではありません。SNSから集客することが可能です。そのため、SNSと共有できる環境がWordPressサイトに設けられていないのなら、導入することをおすすめします。SNSのシェアボタンはプラグインで設置可能です。例えば、下記のようなプラグインが有名となっています。
WordPress Share Buttons Plugin – AddThis
SNSボタンを設置することで、SNSからの集客も得られるようになるため、メリットと感じられる方もいるのではないでしょうか。
まとめ
WordPress サイトを運用していて思うような成果を得られない人は、今回ご紹介した見直すべきポイントを参考にするといいでしょう。SEO対策はサイト運用者にとってとても重要なことなので、積極的に取り組むことをおすすめします。
Udemyを実際に体験した方の感想記事もぜひご覧ください♪