ホームページを立ち上げたのにも関わらず、なかなか成果を得られないという方も少なくないでしょう。もちろん、成果が得られないとホームページを立ち上げた意味がありません。そこで、今回はホームページで成果が得られない理由と解決策をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
ホームページにおける成果は人それぞれ
ホームページを立ち上げて運営していると、成果が一体何か忘れがちです。例えば、1日のアクセス数を気にしすぎるあまり、本来得たかった成果がぼんやりとしているという方も少なくないでしょう。成果が得られるようにするためには、まず本来の成果がどのようなものだったのか明確にする必要があります。
基本的にホームページで求められる成果は下記の3つになります。
・アクセス数
・お問い合わせ(見積もり)の件数
・商品販売による収益
・広告収益
それぞれ詳しく解説していきますので、まず本来の成果を思い出してください。
アクセス数
PV数とも言われます。アクセス数の増加を成果するホームページもあるでしょう。例えば、商品やサービスの宣伝目的でホームページを立ち上げている方や企業の知名度を上げようとしている人などがアクセス数の増加を成果とするケースが多いです。
お問い合わせ(見積もり)の件数
ほとんどのホームページがお問い合わせや見積もり依頼を目的としているため、この件数が増えることを成果とする会社は非常にたくさんあるでしょう。お問い合わせや見積もり依頼が増えれば、新規顧客を獲得できるチャンスが増えます。もし、顧客を獲得できれば、会社の売上も上がるため、件数の増加は企業にとって大きなメリットのひとつになるでしょう。
商品販売による収益
企業の中には、ホームページで商品を販売しているところもあります。例えば、メーカーさんなどです。そのような企業では、商品販売の収益が成果になるところもあります。
広告収益
レアなケースですが、アフィリエイト広告などを貼って収益を得ているホームページもあります。この場合、広告収益の増加がコンバージョンとなるでしょう。
ホームページの成果が出ない理由
本来想定していた成果が何か理解したところで、成果が出ていない原因は一体何なのか見つけていきましょう。
ターゲットが明確でない
成果が得られない理由のひとつとして、ターゲットが曖昧になっている点を挙げることができます。ホームページ制作及び運用において、ターゲットの明確化は必要不可欠です。もし、ターゲットが決まっていないと対策しようがありません。例えば、コンテンツ制作においてもターゲットに合わせて作りますし、デザインなどもターゲットが好みそうなものを選びますので、ターゲットが決まっていない段階で対策することは厳しいです。
そして、ターゲットが不明確だと獲得したい顧客に合わせた情報を提供することができませんので、当然成果にも影響を与える結果となります。下記のページでもターゲットの明確化について触れていますので、もっと深掘りしたいという方はチェックしてください。
・ホームページでこれはダメ!制作する上でやっていけないことまとめ
サイトデザイン
そのほかの理由としては、サイトデザインが悪いというケースです。サイトのデザインに対してものすごくこだわる必要はありません。しかし、訪れた方が快適にサイトを巡回できるようにしておかなければなりません。
例えば、サイトにバグがある場合、使いづらいので当然訪問者はサイト内の巡回を止めてしまいます。また、作りが複雑だとサイト内で迷ってしまうので、ほかのサイトで情報を調べたり、注文をしたりしようとします。
そのほかにも、レスポンシブデザインに対応していないというケースを挙げることができます。現在、ホームページなどWebサイトを閲覧するユーザーのほとんどがスマホを使用していることをご存知でしょうか。そのため、もしスマートフォンからアクセスしたとき、パソコン用のページが表示されると文字や画像などが小さくなるため、サイト閲覧がしづらく、顧客が逃げていく可能性があります。
コンテンツが不十分
ホームページを公開しただけでたくさんの人たちがそのページを見てくれるということはありません。恐らく、公開しただけでは月間100PVも獲得することはできないでしょう。
ホームページは立ち上げるだけでなく、コンテンツ制作をし続ける必要があります。コンテンツがない状態の場合、トップページからしかアクセスを得ることができませんので、アクセスしてもらえる箇所がものすごく少ないです。そのため、コンテンツが不十分な場合、成果を得ることは難しいでしょう。
ホームページで成果を出すために必要なこと
ホームページの成果がでない原因がわかったら、その後、成果を得るための対策を実行する必要があります。実際に、対策方法をご紹介しますので、参考にして解決してみてください!
ターゲットの具体化
ターゲットが曖昧な人は、具体的にどのような人を獲得したいのか決める必要があります。例えば、婦人服を販売する会社なら、「洋服に興味のある30代以上の女性」という感じになるでしょう。学習サービスを提供する企業なら、「学生のお子さんがいる親御さん」というように設定するといいです。
サイトデザインを見直す
もし、サイトのデザインが使いづらい場合、見直す必要があります。例えば、サイト内が複雑な構造なら、シンプルにする必要があるでしょう。また、レスポンシブデザインに対応していないなら、スマホでアクセスしたときに自動でデザインを変更できるように改善しなければなりません。サイトデザインに関しては、Web制作に関する知識が必要不可欠になります。そのため、エンジニア経験がないと難しいでしょう。
もし、自分でサイトデザインを変更できないという方は、制作会社などを利用してリニューアルすることをおすすめします。制作会社に依頼すれば、フロントエンドエンジニアがレスポンシブデザインに対応できる最新のホームページを制作してくれるので、知識がない人でもユーザーが巡回しやすいサイトを手に入れることができるでしょう。
コンテンツ制作をする
もし、ホームページの中に記事が100記事以下なら、コンテンツを作り続けて様子を見ることをおすすめします。もちろん、100記事は目安です。それ未満の方もコンテンツ制作をすることでさらにアクセス数を増やせられます。記事を増やせば増やすほど、アクセスしてもらえる窓口を増やせられるので、メリットが大いにあるでしょう。
悩んでいるなら制作会社に相談するのもアリ
「解決策はわかったけど、どのようにコンテンツ制作をすればいいのかわからない」など、ホームページの対策に悩みがある人は制作会社の利用をおすすめします。制作会社はホームページ制作のプロ集団なので、お問い合わせからアドバイスをいただくことが可能です。また、制作や運用を任せることもできるので、悩みが多いという人は利用することをおすすめします。
まとめ
成果が出ない場合、必ず原因があります。原因を明確にして解決策を実行していくことで、思うような成果を得られるようになる可能性があるでしょう。
Udemyを実際に体験した方の感想記事もぜひご覧ください♪