AtCoderとは?
「そもそもプログラミングコンテストって何をするの?」とあまりピンときていない方もいるでしょう。簡単に説明すると「AtCoder」で行われるプログラミングコンテストは、プログラムを使ってパズルのような問題を制限時間に多く解くスポーツのようなものです。プログラミングの勉強とは少し違ったスタイルとなっているので、実力を試したい方や趣味として参加している方など様々です。コンテスト自体は定期的に更新され、「AtCoder」に登録をしていれば定期的に参加することができます。コンテストに参加するメリットとは?
スキル向上に役立つ
プログラミングコンテストは競技プログラミングとも呼ばれており、上位に入るためにはスピードが必要になります。そのため、参加し続けることによってスピーディに実装できる力を身につけることができます。プログラミングができる方はいても、早く打ち込むことはなかなかできる方も少ないのではないでしょうか。 また、コンテストでは他の人が記述したプログラミングコードをチェックできます。自分だけではなく、他の人のものと比較することも可能なので、スキル上達に繋げることができるでしょう。今よりももっと成長したいと思っている方は、是非参加について検討されてみてはいかがでしょうか。成長を実感できる
コンテストでは、自分がやってきたことが結果として明確にあらわれます。今まで以上に良い結果を出すことができれば、喜びにかわることでしょう。また、初心者の方に関しては、モチベーションを保つことが難しいのも現状です。しかし、成長が実感できるコンテストなら、モチベーションも保ちやすく、楽しみながら学習を続けることができます。このようなことから、上級者だけではなく、入門者にもおすすめです。就職に有利となる可能性も?
コンテストに参加するだけでは実績として残すことが難しいので就職に必ず有利となるとは限りません。しかし、入賞したり、ランクが高かったりする場合は十分プログラミングができる力を証明できているので、企業から声をかけてもらえたり、自分から就活しても注目してもらえたりする可能性があります。実際に様々な企業がスポンサーとなって主催するコンテストも多数です。関係者の目に留まれば大企業などに就職できることも夢の話ではありません。実力があることを証明したい方は是非参加してみてはいかがでしょうか。AtCoderの特徴
英語が苦手な方でも参加できる
「AtCoder」は、日本のオンライン上で参加できるコンテストです。他のサイトでは英語のみの表記になっていることも多く、日本人が気軽に参加できないこともありますが、「AtCoder」なら日本語なので誰でも手軽に始められます。日本語版のコンテストを探している方は是非参加してみてはいかがでしょうか。レベルに合わせて選べる
「AtCoder」は参加できるコンテストの数が多いのも特徴です。それぞれのレベルに分けられており、上級者向けもあれば初心者向けもあります。例えば初心者で「知識のない自分が参加していいの?」と心配になっている方でも気軽に参加できます。また、「いきなりコンテストに参加するのは心配・・・」という方のために、練習用のページも用意されています。そのため、自信がない方はまずそこから始めてみるのもいいかもしれません。AtCoderのレーティングについて
「AtCoder」にはレーティングというものが存在しています。ここの部分の疑問を持たれている方のために、レーティングの相場についても具体的に説明していきたいと思います。レーティング | 色 | レベル |
2800~ | 赤 | 日本に20人前後しかいない世界トップレベル |
2400~2800 | 橙 | 各大学に数年に1度レベルのトップ選手 |
2000~2400 | 黄 | エキスパートとして活躍できる実力 |
1600~2000 | 青 | アルゴリズムのスペシャリスト |
1200~1600 | 水 | ソフトウェアエンジニアのトップレベル |
800~1200 | 緑 | ソフトウェアエンジニアとして活躍できる力 |
400~800 | 茶 | 大学情の報系学部で上位3割の成績を収められるレベル |
1~400 | 灰 | 初心者レベル |
実力を上げるためにやっておきたいこととは?
問題をひたすら解く
プログラミングコンテストで成績を残したい場合、できる限り過去問などをひたすら解くことをおすすめします。問題について理解することも大切ですが、できればスピードも重視しながら解きましょう。その理由はコンテストでは速度も関わってくるからです。見たことがある問題をすらすらと解くことができれば、順位も上げることができるでしょう。実際に参加したことがある有名プログラマーの記事をチェック
コンテストで優秀な成績を収めているユーザーの中には、ブログなどを運営している方もいます。例えば大会後に解法について言及している場合もあるので、分からないことがある場合は一度チェックしてみるのも問題解決に繋がるかもしれません。参考書を読んで学ぶ
世の中には様々なプログラミング言語の参考書が販売されています。全てが為になるとは言えませんが、中にはコンテストのための参考書なども多数販売されています。勉強をして何か壁ができてしまった場合には参考書なども活用して学習を進めてみてください。料金について
「AtCoder」からコンテストサイトに行くことができ、そこから参加登録がいつでも行えます。基本的に参加料金は発生せず、いつでも無料でコンテストに行くことができます。Webから簡単に登録できる点も、手間がかからなくて便利です。また、「うっかり参加登録をし忘れていた!」という方もいると思います。この場合も諦める必要はありません。コンテストは始まってからでも途中参加ができるので、ミスが起きても安心です。「AtCoder」は気軽に参加できるプログラミングコンテストとして有名なので、実力を知りたい方は是非参加してみてはいかがでしょうか。まとめ
今回はプログラミングコンテストとして有名な「AtCoder」のご紹介をしました。誰でも気軽に始めることができ、日本語表記なので英語が苦手な方でも安心です。また、コンテストには参加するたびに料金が発生するということもなく、誰でも無料で利用することができます。就職活動にも活用できるプログラミングコンテストなので、時間に余裕がある方でスキルアップを目指したい場合は参加してみてください。Udemyを実際に体験した方の感想記事もぜひご覧ください♪