ここ最近は就職や転職も簡単にできる時代ではなくなりました。特に大企業となると就職希望者が多く、書類選考にすら通らないという方も数多くいます。このように、ライバルが多いところで勝ち抜くためには、ある程度のスキルが必要になります。スキルと言ってもそれぞれの職種によって異なりますが、持っていると優遇されるスキルの一つにプログラミングがあります。特にITやWeb業界では優遇されることが多く、これらの分野の企業は増えているので、最低限勉強した方がいいと言われています。そこで今回はプログラミングの勉強が手軽にできるオンライン学習サービス「W3Schools」について紹介していきたいと思います。プログラミングの勉強を始めたい方は是非参考にしていただければ幸いです。
W3Schoolsとは
そもそも「W3Schools」とは、ノルウェーのソフトウェア会社によって作られたプログラミングのオンライン学習サービスです。ここでは現代のWeb技術には必要不可欠となるHTML、CSS、Javascript、PHP、ASP.NET、SQL、XMLなどのプログラミング言語を学ぶことができます。基本的にこれらの言語をマスターできれば、Web業界に就職しても活躍することができるでしょう。「W3Schools」なら自分自身のスキルアップが簡単にできるのでおすすめです。
wikipediaにも翻訳記事が掲載されており、webでよく使われる言語に関して包括的に学べるオンライン学習サービスとして注目を集めています。
W3Schoolsはウェブ技術のオンライン学習サイトである[2]。HTML、CSS、JavaScript、PHP、SQL、Bootstrap、jQueryに関する参考資料や教材があり、月間100万人以上のユニークビジターが訪問している。
出典元:wikipedia
W3Schoolsに関するwikipediaはこちらから
W3Schoolsの特徴について
わかりやすい英語が使用されている
「W3Schools」では、説明なども含めてすべて英語で解説されています。英語が全くできない方に関しては少し大変ではありますが、苦手な方でも理解できるように分かりやすい英語が使用されています。具体的に英文法のレベルとしては中学レベルで書かれているので、シンプルで誰でも理解できます。プログラミングだけではなく、英語の勉強もできるので一石二鳥と言えるのではないでしょうか。
ブラウザ上でプログラミングができる
オンライン学習サービスと言えば、動画などでひたすらプログラミング言語の説明をするというケースも多く見受けられますが、「W3Schools」ではブラウザ上でプログラムを直接書いてすぐに実行できるという特徴を持っています。そして実行した結果は右画面に即表示されるように作られているので、効率よく学べるなどのメリットがあります。実際にプログラムを打ち込みながら学習したい方には特におすすめの学習サービスです。
フレームワークの説明が少ない
「W3Schools」では、基本的にフレームワークの説明を行っていません。全くわからない方に関しては少し大変な部分となってしまいますが、プログラミングを集中的に学びたい方にとってはメリットと言えるでしょう。余分な説明がない分効率よく勉強を進めていくことが可能です。
幅広いプログラミング言語を学べる
「W3Schools」は、様々なプログラミング言語を学べるオンライン学習サービスとして人気を集めています。学べないものとしてはRubyくらいで、その他のシェアを占めているログラミング言語はたいてい学習することができます。レベルとしては初心者でも理解できる講座が多くなっているので、これからプログラミングに触れていきたいと考えている方も利用しやすいオンライン学習サービスです。
W3Schoolsで学べる言語とは
HTML
HTMLとは、Webページを作成するために基本的なマークアップ言語の一つです。例えばスマホなどでネットサーフィンをする場合、基本的に表示されているWebページのほとんどがHTMLで作成されています。プログラミングの学習を始める場合には、ほとんどの方がHTMLからスタートします。難易度としてもそれほど難しくはない基本的な言語なので、これからプログラミングを学ぶ方は「W3Schools」でHTMLの学習から始めてみてはいかがでしょうか。
CSS
CSSとは、簡単に説明するとWebページのスタイルを指定するために使用するプログラミング言語です。CSSは先ほど説明したHTMLとセットで使用されることがほとんどなので、HTMLを勉強するならCSSのスキルも同時に身につけた方がいいでしょう。CSSをマスターできれば、HTMLだけで作成するWebサイトよりも見栄えの良いものに仕上げることができるので、自分自身でWebサイトを作ってみたい方は「W3Schools」のCSSコースもチェックしてみてください。
JavaScript
JavaScriptとは、動くWebページを作ることが可能なプログラミング言語です。HTMLとCSSだけでは、基本的に見栄えは良くても全く動きのないWebサイトに仕上がってしまいます。しかしJavaScriptを使用できれば、ユーザーのアクションに応じたコンテンツの表示や、ブラウザ上で地図を表示したり、グラフィックアニメーションなども表示できたりします。遊び心やもっと可愛く、かっこいいWebサイトを仕上げたい方は、JavaScriptの習得をおすすめします。
サーバーサイド
サーバーサイドとは、その名の通りサーバー側で動くプログラミング言語のことを言います。具体的にはJavaやPHP、Rubyなどがあげられます。これらのスキルを身につけることで、最終的にはサーバーサイドエンジニアとして活躍することができます。HTMLやCSSなどのプログラミング言語と比べると少々複雑で難しいのが特徴ですが、サーバーを扱っている企業はたくさんあるため、スキルを身につければあらゆる場面で活躍することができるでしょう。今後、サーバーサイドエンジニアとして就職や転職をしたい方の中で、スキルを身につけたい方は「W3Schools」のサーバーサイドの講座を選んでみてください。
XML
XMLとは、文章の見た目や構造を記述するためのマークアップ言語の一つです。使い方としては、データーのやり取りや管理を簡単にする際に使用されることが多くなっています。具体的な特徴としては「データの意味が分かりやすい」「拡張性が高い」「様々なコンピュータシステムへの適応が可能」などがあげられます。人によってはXMLとHTMLの違いについてよくわからない方もいると思いますが、HTMLはWebページを記述するための表示用言語で、XMLはデータ記述用の言語です。そのため、両者とも全く異なる使い方ということがわかります。データ記述について学びたい方はXMLのスキルを磨きましょう。
料金について
「W3Schools」は様々なプログラミング言語を学べます。そのため、料金もそれなりに高いのでは?と思っている方も多いと思いますが、「W3Schools」は無料でサービスを提供しています。料金は一切かからずにプログラミングの勉強ができてしまいます。例えばあまり費用をかけたくないと思っている方や、オンラインですぐ始められる学習サービスを探している方は「W3Schools」の利用を検討してみてください。
まとめ
今回はプログラミングが学べることで知られている「W3Schools」の紹介をしました。学べる言語は多く、特にWebサイトの作成をしたい方や、サーバーサイドの勉強をしたい方にとっては充実した学習ができるでしょう。料金も無料なので手軽に学べますし、どなたでもすぐ利用が可能なので興味がある方は今から始めてみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介したオンライン学習サービス
W3Schools
目的 | プログラミング学習 ・HTML ・CSS ・JavaScript ・PHP ・SQL ・Bootstrap ・jQuery |
形式 | ・ブラウザでのプログラミング入力形式 ※全編英語のため、プログラミングの単語など英語に関する知識があると良い |
この学習に適した人 | ・プログラミング学習 |
学習対象 | 初級者〜上級者まで |
Udemyを実際に体験した方の感想記事もぜひご覧ください♪