こんにちは、酒好きシニアデザイナー兼アートディレクターのペンネーム:Choi呑み親父です。 もう、冬ですね!この時期は熱燗でグッビィっと一杯飲んで帰りたいじきですね〜!
今回は企業様に向けてDTP広告でお困りの方、何を作ればいいのか迷われている方、どういうPR方法が会社に適しているのかと言う悩みを解決するために「DTP広告の種類と特徴」をテーマにDTP広告の活用方法について共有できればと思います。
我々デザイン制作会社はお客様に言われたとおりの広告を作ることがあるのですが、しっかりとヒアリングをした上でお客様の目的に合った広告を提案して成果に繋げなければ意味がありません。 どの広告媒体でも、お客様の商品をどのようにPRできるか、ユーザーに伝えれるのかという事が重要になってくると思います。間違った媒体で広告を制作しても成果に繋がりにくい事がありますので、どんなDTP広告があるのか、どんな方法が適しているのかを私の経験を元にDTP広告の活用方法を皆様の少しでもお役に立てればと思います。
そもそもDTPとは
Wikipedia先方に聞いた内容を完結にまとめてみました。 引用; DTPとはDTP(Desktop publishing、デスクトップパブリッシング)とは、日本語で卓上出版を意味し、書籍、新聞などの編集に際して行う割り付けなどの作業をパーソナルコンピュータ上で行い、プリンターで出力を行うこと。 「pageMaker」の販売開始にあたって、Aldus社(アルダス)の社長ポール・ブレイナードが1986年に提唱した言葉。
では、そもそもDTPで何をするの?と言うとDTP広告は「プリントできる媒体を使って顧客とユーザーを繋げる」広告だと私は思います。
DTPで何ができるの?
DTPで出来る広告の種類をなるべく分かりやすく細かく選定いたしました。 大きく分けると業界用語が入ってきますので割愛させていただいております。
□ カタログ
□ パンフレット
□ リーフレット
□ チラシ
□ 名刺
□ ロゴ
□ ノベルティー(パッケージも含む)
□ 新聞広告
□ 交通広告
□ DM
□ イベント・キャンペーン広告
□ 屋外広告
□ POP広告
□ 雑誌広告
□ フリーペーパー
などが、色々な種類がございます。 上記の豊富な媒体を上手く使いこなしてオフラインでの広告戦略を決めていけると良いと思います。
それぞれの広告の特徴
DTP広告にはそれぞれ、特徴がございます。 企業様が良く使われそうな広告をピックアップして上手く活用していただけるように、私なりに簡易的な感じでまとめてみましたので、皆様の参考になればと思います。
カタログ
業界では主にSP広告(セールスプロモーション)と呼ばれている分類に入りますが、一般的にカタログといえば、皆様は会社案内や製品案内、求人案内、総合カタログ、社史などを含めてカタログと呼んでいると思います。 ではカタログとは何だろうと考えると、カタログは形状には関係なく目録の要素(型を記録したもの)を持っているものをカタログといいます。 前回のブログにも記載いたしましたが、簡単にいうとカタログは商品や展示物などの品目(目次など)を整理して書き並べたもので、良く総合カタログなどに、カタログと呼ばれるのが多いです。 因みにパンフレットとカタログの違いって何と思われる方がいると思いますが パンフレットは基本的には「製本されていない小冊子」がパンフレットと呼ばれています。
カタログ活用方法
目録要素があり、ページ数がとても多くなりそうな時にカタログを依頼するといいと思います。カタログでは、PRしたいボリュームが多いので、コンテンツ内容を明確にし、ユーザーが困惑しないよう導線をしっかりと確保し、見やすいカタログを制作するといいと思います。
パンフレット
パンフレットにつきましては以前記載した「パンフレットとリーフレットの違い」のブログ内容をそのまま引用いたしいますね! パンフレット(pamphlet)は製本されていない小冊子のことを指します。 パンフレットには国際的な基準があり、1964年のユネスコ総会で、本が「49ページ以上の非定期刊行物」と定義されたのに対して、「5ページ以上49ページ未満は小冊子」と定義されました。とWikipedia先生が言っております。 つまり、中綴じ(ホッチキスで留めてある物)や無線綴じ(ホッチキスを使わず糊で留めてある物)で印刷されている小冊子をパンフレットと言います。 パンフレットでは主に会社案内や商品案内、求人案内など多数によく使われています。
パンフレット活用方法
パンフレットを活用するポイントとしては「ユーザーに伝えたい情報量が多い時は」「ユーザーに直接合って説明をする場合」「しっかり情報を読んで欲しい」などにオススメします。 パンフレットでは、ページ数を4P単位で増やすことが出来るので、ボリュームがある情報量をしっかりと整理しながらデザインレイアウトを作る事ができます。また、会社案内などを作る際はリーフレットよりもページ数が多いので会社の信頼感などもだせるのではないでしょうか。 もっと詳しく知りたい方は、パンフレットについて以前ブログをアップしておりますのでコチラも読んでみてください。
https://grow-group.jp/archives/1625/
リーフレット
リーフレットにつきましても以前記載した「パンフレットとリーフレットの違い」のブログ内容をそのまま引用いたしいますね! 「二つ折り」や「三つ折り」などの折り方があるように、「葉っぱ」を意味するリーフレット(leaflet)は1枚の紙を折りたたむことによってコンパクトにまとまる印刷物です。 とWikipedia先生が言っております。 つまり、リーフレットは紙1枚をつかって、いろんな折り加工で成り立っている広告媒体です。リーフレットでは簡易的に商品紹介や案内状などに良く使われています。
リーフレット活用方法
リーフレットを活用するポイントとしては「コンパクトに情報を提供したい」「低予算で広告をつくりたい」「店頭などサクッと置いておきたい」「封筒などに入れてリピート客に渡したい」などにオススメします。 もっと詳しく知りたい方は、リーフレットについて以前ブログをアップしておりますのでコチラも読んでみてください。
https://grow-group.jp/archives/1625/
チラシ
チラシはよく新聞に織り込まれるチラシでの折込広告で使われています。 主な特徴は、配達地域を決められるため、ターゲットとなる地域を絞り込んで各エリアに配布することができ、配布日を指定することができるため、期間限定などの広告にてきしていると思います。また、新聞に織り込まれているため、新聞を読む方の約90%以上が折込広告を見ているという様々な人に見てもらえる、効果的な広告となります。
チラシ活用方法
チラシ制作における重要なポイントは、そのチラシでしっかり集客ができなければ意味がありません。特に紙のサイズで多く使われているB4サイズは、情報量に限度がありますので、伝えたい内容を明確にし、絞り込んでターゲットに合わせたデザインで作成しなければならないと思います。情報量を詰め込み過ぎて、何を伝えたいのかという事が分かりづらくならないようコンテンツをしっかりと固めると良いと思います。
名刺
名刺は、移動できるPR広告と私は思っています。 何処の会社でも名刺はあると思いますが、名刺は会社の顔であり自分の存在を唯一PR出来るのが名刺です。名刺には会社紹介・自己紹介の内容が詰まった必ず相手に受け取ってもらえるツールです。名刺には人と人を繋げる効果がありますので、名刺が独り歩き出来る様な名刺(紹介などしてもらえる)を作成するといいと思います。
名刺活用方法
名刺は、会社と自分自信の顔となる一部のツールですので、簡易的に作らず意味ある名刺を作ると良いと思います。例えば営業マンですと顔を覚えてもらう為に、顔写真やイラストなどを名刺に入れてPRするなど、業務スタイルに合った名刺を作ると良いと思います。 また、紙なども少し良いもので印刷することによって、相手側に好印象なイメージ・信頼性あるイメージをもたせることが出来るので、紙にも拘って作るといいと思います。
ロゴ
ロゴは立派な会社の広告です。ズバリ、ロゴは会社の顔や商品の顔となるとても重要な役割を持っています。人は情報の9割は資格から伝わると言われております。 どうですか、大手企業様やブランド等を思い浮かべるとき、ロゴマークが浮かんでくるのではないでしょうか!そういったロゴは、とても重要な役目を持っています。 企業様がロゴを作る際は「CI(コーポレート・アイデンティティ)」を作ることをオススメします。CIとは企業が自社の理念や特性を社会に共有し、企業内外に統一したイメージを発信する事で、より良い会社にしようという、企業戦略の事をCIといいます。 そのCIの中「VI(Visualアイデンティティ)」視覚の統一という物があります。 VIこそが企業の象徴となるロゴなのです。
ロゴ活用方法
会社の風土や社長が代わってロゴを新しくする方や、新商品のロゴを作りたい方や、会社を立ち上げたのでロゴを作りたい方は特に次のことをポイントとして作成依頼するといいと思います。 ロゴを作る際に重要なのは企業・ブランドの理念をカタチに出来るコンセプトが重要になります。 VIについて検索すると、多く記載されてる内容となりますが、まさに機能的なデザインになっているのか・造形的に美しいロゴになっているのか・独創的なデザインになっているか・時を超えて生き残れるロゴになっているのかなど、この重要なポイントをクリア出来ているロゴを作れると良いと思います。
ノベルティー(パッケージも含む)
ノベルティーとは企業が自社の宣伝を目的としてお客様に配布するグッズや記念品に多く使われています。特に多いのはイベントなどでパンフレットと一緒に配布してお客様に喜んでもらえるグッズを提供し企業のPR広告として使われてる事が多いです。
ノベルティー活用方法
ノベルティーで多いアイテムは主にUSBメモリーとかボールペン、オリジナル手提げ袋などに会社名を入れることが多いと思いますが、もっとユニークなアイデアでノベルティーを作ると良いと思います。 そのノベルティーを、いつ・どこで・どんなターゲットに配布したらいいのかを考えて、しっかりと企画を立てて制作すると、以外に面白くてユーザーの心に残るノベルティーになるのではと思います。
新聞広告
新聞広告とは、新聞の広告スペースに掲載される広告となります。新聞広告には、全面を使った広告や、各紙面の下部に掲載される広告や、小サイズで掲載される小型広告など様々な広告があります。また、企業に特化した企業新聞もございますので、新聞を読むターゲットに合わせて広告を制作するといいと思います。
新聞広告活用方法
新聞広告は新聞を読むターゲット層が幅広いので、多くの人に企業や商品を広めたい・アピールしたいと言う企業様にオススメです。とりあえず認知どを上げるには効果があると思います。 大手企業・メーカー様などでは新商品のPRに使われる事が多くあります。 新聞広告では、主にモノクロとなりますので、色の濃度などに気を使って作成しなければなりません。全体的にボヤケた感じになってしまうと、新聞を読む側にとっては伝わりにくい広告になってしまうので、メリハリをつけてPR出来るようにする事が大事です。
交通広告
交通広告とは公共交通機関で掲載する広告の事です。電車の中吊り広告やバス、タクシーの社内や航空機など、一般のお客様や、通勤・通学の方によく観られる広告となりますので、宣伝として効果が高い媒体だと思います。電車広告では、電車内にある中吊りポスターや、窓ステッカー、ドアステッカー、駅の構内にあるポスターなどで、ご利用されています。
交通広告活用方法
幅広いターゲットに認知度や宣伝をしたい方にオススメできます。ここでは、集客というのも大事ですが、如何に人の記憶の中に企業のアピールする内容をターゲットに植え付けれるかがポイントとなると思います。
DM
DMは一般ユーザーやクライアントに直接、商品やサービスのご案内などをお送りする広告です。またユーザーの過去に購入した履歴や利用したことのある顧客情報をベースを元に、DMをお送りすることで、リピートに繋げる効果あります。 新規ユーザーにはハガキやチラシなどを使って直接ポスティングや配布などを行って、宣伝することもできる、お手軽な広告となります。
DMの活用方法
例えばWebサイトを作ったばかり、リニューアルした、サイトの訪問者数が圧倒的に足りない場合に、DM広告を使って認識してもらう為にDM広告を作ってもいいと思います。 また新しくお店をオープンしたなどでもDMを使うと、とても効果的です。
まとめ
いかがでしたでしょうか? DTPで出来る広告にはそれぞれの役割があるので、何をどうしたいのかを明確にして広告を出すととても、効果的になると思います。
ちなみに、当社Grow Groupでも豊富にDTP広告に関する業務を行っております。
お客様のご要望をしっかりヒアリングし、用途にあったDTP広告をしっかりとご提案させていただきます。
提案依頼やお見積もお気軽に承っておりますので、お気軽に下記にてご連絡をください
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