Pythonをこれから学習しようと思われている人の中には、本の活用を検討している方もいるのではないでしょうか。今回は、Pythonを学習する上でおすすめしたい本を全部で14冊ご紹介しますので、本選びの参考にしてください。
初心者におすすめのPython解説本9選
まずは、初心者の方におすすめできる解説本をご紹介していきます。
スラスラ読める Pythonふりがなプログラミング (ふりがなプログラミングシリーズ)
本書は、Pythonの基礎を習得したい方やすでに挫折を経験したことがある人におすすめです。掲載されているプログラムには、すべてふりがなが振られています。また、漢文訓読法を採用して読み下し文が載せられています。そのため、プログラムが読みやすくなっており、読めないことから生じる挫折をできるだけ抑えてくれています。また、実際にパソコンを使って学べるようになっているため、手を動かしながら行う学習も可能となっています。
いちばんやさしい Python入門教室
本書は、Pythonの基礎に重点を置き、プログラムの概念や基礎知識など、プログラムを組む上で必要な基礎力を身に付けられる本となっています。基本を中心に解説してくれるため、今までプログラムに触れたことがない方でも学習しやすいです。また、Pythonを使った簡単な計算やゲームの作成などの説明もあるため、手を使いながら実際に動くプログラムを作成することもできる書籍となっています。
Pythonスタートブック [増補改訂版]
本書は、Python3に対応しており、イラストやサンプルをたくさん掲載している書籍です。そのため、新しいPythonを目で見て理解しやすくなっています。また、Pythonに関することだけでなく、オブジェクト指向にも触れられているため、さまざまなプログラミング言語に取り入られている概念も学ぶことができるようになっています。
いちばんやさしいPythonの教本 人気講師が教える基礎からサーバサイド開発まで (「いちばんやさしい教本」シリーズ)
いちばんやさしいPythonの教本 人気講師が教える基礎からサーバサイド開発まで (「いちばんやさしい教本」シリーズ)
講義と実習の形式で学ぶことができる本です。会話botをプログラムで作りながら楽しく学習ができるため、挫折しないように工夫されています。また、講義では積極的に図解が取り入られているため、仕組みなどがわかりやすい本となっています。
3ステップでしっかり学ぶ Python 入門
予習、実践、その後に復習の3つのSTEPで勉強ができる本です。これにより、効率的に内容を習得することができます。また、図を交えた解説もしてくれるため、効率的にわかりやすく学びたい方におすすめの本です。
わかるPython[決定版]
ある程度の高度な知識まで解説してくれる入門書を探している方におすすめです。プログラムを作成する上で必要な文法が余すことなく解説されています。また、練習問題を掲載しており、しっかりと理解しているのか確認できるようになっています。さらに、機械学習やディープラーニングなど、サンプル集も数多く掲載されているので、1冊でPythonに関するさまざまなことを学ぶことができます。
ゼロからやさしくはじめるPython入門
Pythonに興味があるすべての方におすすめできます。サンプルを使いながら基本文法などを学べるようになっているため、プログラムを実際に動かしながら学習していくことが可能です。また、正しく動けば達成感を得られるため、モチベーションも維持しやすくなっています。
スラスラわかるPython
本書は現場で使われるプログラムを掲載しており、プログラムを組む上で必要な知識を積極的に学ぶことができます。また、学習者がつまづきやすい点は、図を取り入れて解説しているため、不安少なく学べるように工夫されています。さらに、Windowsだけでなく、MacOSXにも対応しているため、さまざまな人が自分の環境に合わせて学習をすることができるようになっています。
独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで
独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで
AmazonストアーのWebプログラミングのカテゴリでベストセラーに輝いた本です。Pythonに限ったことだけでなく、プログラム全般に必要な知識が解説されています。また、この本は独学でPythonを学んだコーリー・アルソフが著者で、独学の体験に基づいて書かれているため、単なる解説本を避けたい方におすすめです。
Python中級者〜上級者向けの本5選
学習をはじめる方の中には、すでにPythonの基礎は習得しているという人もいるのではないでしょうか。ここでは、基礎を習得した中級者から上級者向けにおすすめできる本をピックアップしました。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
東京大学のデータサイエンティスト育成講座 ~Pythonで手を動かして学ぶデ―タ分析~
東京大学のデータサイエンティスト育成講座 ~Pythonで手を動かして学ぶデ―タ分析~
本書は、プログラミング経験があり、理系の大学1〜2年生程度を想定して執筆された本です。実際に本書を使って学ぶことで、データサイエンスのスキルを習得することができます。練習問題なども準備されているため、データサイエンスに関する問題を解くことも可能となっています。
ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装
ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装
ディープラーニングに関する知識を集中的に学べる本です。例えば、ディープラーニングやニューラルネットワークなどの内容が掲載されています。実践レベルの知識を学ぶことができるため、プログラマとして現場で働きたい人にも手に取られる解説本となっています。
退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング
退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング
本書は、Pythonを使って手作業で行うと膨大な時間がかかることを解決するための本となっています。例えば、一括でファイル名を変更することができるようになったり、表計算のデータ更新をプログラムに任せて行えるようになったりします。対象者はノンプログラマーとなっているため、内容は簡単ではありませんが初心者の人でも手に取ることができる本となっています。
Pythonではじめる機械学習 ―scikit-learnで学ぶ特徴量エンジニアリングと機械学習の基礎
Pythonではじめる機械学習 ―scikit-learnで学ぶ特徴量エンジニアリングと機械学習の基礎
本書はPython機械学習の定番書となっており、scikit-learnを使用した機械学習方法を学びたい方におすすめです。得微量エンジニアリングなども詳しく解説されているので、Pythonに関する理解を更に深めていきたい方は手に取るといいでしょう。
RとPythonで学ぶ[実践的]データサイエンス&機械学習
本のタイトルにあるように、実践的なデータサイエンスと機械学習を学ぶことができる本です。本書は、野村総合研究所が取り入れているアナリティクス研修を基にして書かれています。そのため、実践的な知識を習得することができる本となっています。
Pythonプログラマーを目指す人におすすめのUdemyコース
Pythonは本格的なプログラミング言語になります。そのため、本を使って独学で学ぶことにハードルを感じている方もいるのではないでしょうか。難しいと思う方には、UdemyのPythonコースがおすすめです。実際にWeb動画で説明を聞けるので、学習ハードルは下がります。また、現役のエンジニアが説明をしてくれるため、学習効率もアップするでしょう。
Python 3 入門 + 応用 +アメリカのシリコンバレー流コードスタイルを学び、実践的なアプリ開発の準備をする
まとめ
今回は、Pythonの学習を検討している人の能力別にわけて本をご紹介しました。本を購入するときは、できるだけ自分の能力に合ったものを選択するようにしましょう。また、独学に難しさを感じる方は、Udemyなどeラーニングの活用をおすすめします。
Udemyを実際に体験した方の感想記事もぜひご覧ください♪