eboardとは?
eboardとは、NPO法人eboardが提供するサービスで、小中学校で習う学習科目をパソコンやタブレット、スマートフォンで学べる学習教材です。現在、約2,500本以上の授業動画が配信されており、約6,500問のデジタル問題集が提供されています。学べる教科は国語や算数、理科、社会、外国語です。主に、基礎を中心に扱っており、基本を丁寧に学べる学習教材といえるでしょう。eboardの特徴
eboardの特徴は3つあります。それぞれ詳しく解説していきますので、特徴が知りたい人は参考にしてください。ネット環境があればどこでも学習できる
パソコンやタブレット、スマートフォンなど、インターネットに接続することができ、プラウザを立ち上げられる端末であれば学習をはじめることができます。そのため、インターネット環境下であれば、どこにいてもアクセスすることが可能です。例えば、自宅などはもちろんのこと、Wi-Fiスポットが提供されているカフェや商業施設内でもeboardを利用することができます。 また、eboardはさまざまな種類のブラウザに対応しています。具体的には下記のブラウザです。 ・Safari ・Google Chrome ・Edge ・Internet Explorerなど そのため、OSやお使いのブラウザに関係なく学習をスタートさせやすいでしょう。基礎・基本が身につく
基礎を中心に扱っているという点も特徴です。難しい内容を取っ払い、“基本”のみを取り入れています。勉強が不得意な子は、内容が難しいと学習意欲が低下しますが、基本だけを扱うため、そのような子でもeboardなら学習に取り組みやすいです。また、教材はスモールステップで学べるように工夫されています。学習に取り組み子のペースでゆっくりと知識を身につけていくことができるため、魅力を感じる親御さんもいるのではないでしょうか。設備投資は一切不要
設備や設定が不要です。パソコンやタブレットなどの端末は準備する必要がありますが、それ以外は設備投資しなくても利用できます。また、難しい設定は不要です。例えば、アプリケーションを端末にインストールして設定をしたり、端末の設定を大幅に変更したりする必要がありません。インターネットに接続されている端末でブラウザを立ち上げることができればすぐに利用可能なため、小中学生でも親御さんの力を借りずに学習をはじめることができるでしょう。解説動画で丁寧に学べる!
映像授業で丁寧に学べるという点も特徴です。映像授業は約2,500本あり、すべての動画で丁寧な解説を行っています。学校の授業でわからないところがあった子でもeboardの映像授業を活用してゆっくり学び直すことができるため、わからないことをわからないままにしておくことが少なくなるでしょう。 また、映像授業の動画は5〜10分程度にまとめられています。再生時間が短いため、スキマ時間を活用した学習がしやすいです。例えば、お昼休みや寝る前といったちょっとした時間を学習に割り当てることが容易になりますので、効率的に学力を高めていくことができるでしょう。デジタル問題集で知識を定着!
デジタル問題集で知識をしっかりと定着させられるという点も特徴のひとつです。まず、映像授業で内容を理解した後にデジタル問題集で問題を解きます。映像授業でインプットした内容をデジタル問題集でアウトプットさせることができるため、勉強した内容を吸収しやすいです。また、問題を解いてわからなかったものは再び映像授業を見て理解するまで学習することができるため、しっかりと理解した上で次のステップに進むことができるでしょう。eboardが利用されている現場とは
eboardはすでにさまざまな教育現場で使われていることをご存知ですか。具体的にどのような現場で活用されているのかピックアップしますので、導入を検討している教育機関は参考にするといいでしょう。公立学校やNPOでの活用
公立学校やNPOで活用されています。基本的に公共性が強いため、授業料を生徒から徴収していないところが多いです。具体的には下記のような教育機関を挙げることができます。 ・公立小中学校 ・子ども教室 ・公設塾 ・非営利組織が提供する教育支援 ・教育支援センターなど 公立学校やNPOでは、学生の基礎の定着や不登校、学び直しをするためにeboardが活用されています。また、公立学校やNPOは無料でeboardを提供してくれるため、ご家庭の環境に関わらずその学校に通うすべての生徒がeboardを利用して学習をすることが可能です。私立学校や学習塾での活用
民間の教育機関でも活用されています。具体的には下記のような団体が挙げられます。 ・私立学校 ・民間の塾 ・民間のフリースクールなど 民間の機関でもすでにさまざまなところで使われており、基礎学習のために取り入れているところが多いです。eboardの料金についてチェックしよう!
eboardの料金は、“利用する人”によって発生する料金が変化します。個人・公共団体・民間団体にわけて詳しく解説していきますので、料金が気になる人はチェックしてください。個人で利用する場合の料金
個人で利用する場合、料金は完全に無料です。子供の貧困や不登校、地理的格差で勉強を続けられない子でも利用できるように作られたサービスなため、個人利用であればすべて無料でサービスを受けられます。公的機関が利用する場合の料金
結論から申し上げれば、公的機関が利用する場合でも料金は無料です。無償で学習支援を提供している機関は、無料でeboardのアカウントの発行を受けることができます。しかし、学生のご家族に料金を請求する場合や有給のスタッフを雇っている団体は、無料でアカウントを発行してもらえないことがあります。学生やそのご家族に金銭負担をかける場合、無料で利用することはできません。民間機関が利用する場合の料金
民間機関が利用するときは、有料になります。料金については先に表でまとめさせていただきました。人数 | 〜50名 | 51〜100名 | 100名〜 |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額費用(税別) | 6,000円 | 10,000円 | 1人につき+5,000円 |
まとめ
eboardは、無料で提供されているため、多くの学生が利用できるオンライン学習サイトです。また、多くの教育機関でもすでに導入されているので、まだ利用していないという方は資料請求をしてサービスを学生に体験させてみてはいかがでしょうか。Udemyを実際に体験した方の感想記事もぜひご覧ください♪